2019/09/30

ベトナム株の買い方:主要証券会社の比較


■ベトナム株が買える主要証券会社の比較


今回はベトナム株を買える証券会社を見て行きたいと思います。

主な比較のポイントは以下の通りです。



①手数料

手数料は取引手数料と為替コストに大別できます。もちろん安いにこしたことはないです。

②取引可能銘柄

証券会社によっては買付ができる銘柄に制限があります。買いたい銘柄が買えないと悲しいので、取扱数は多い方がいいですね。

③発注方法及びタイミング

成行注文か指値注文か、リアルタイム取引か、事前注文のみか、証券会社によって異なります。

これらの要素に加えて、NISAを使いたいかも考慮すべき要素です。今回は主要証券会社のアイザワ証券、SBI証券、岩井コスモ証券をみていきまS



■アイザワ証券:日系証券の中ではダントツの本気度



ベトナムの証券会社である「JAPAN SECURITIES INCORPORATED」を子会社化しており、現地の証券会社を保有しています。リアルタイム

①手数料

取引手数料:19年9月現在、取引手数料は売買代金の1.62%です。また買いの場合は、最低手数料5,400円がかかります。

為替コスト:円貨決済または外貨決済を選択することができます。円貨決済の場合は、為替スプレッドを反映したレートを適用します。19年9月現在のスプレッドは1000ドンで20銭です。

1000ドンは4.65円なので、20銭(0.2円)のスプレッドは4.3%分、足元のレートより不利ということになります。買いと売りで2回行うので、為替レートが変動しないと仮定すると、為替で8.6%分、損をすることになります。もちろん最終的円安になっていれば相殺できる可能性もあります。

②取引可能銘柄

取扱銘柄はこちら(リンク)で確認できます。取扱銘柄数の記載はありませんが、大手どころは網羅しています。


③発注方法及びタイミング

9月9日によりリアルタイム取引を実施しています。今回紹介する主要証券の中では、リアルタイムサービスを提供しているのはアイザワ証券のみです。

これまでは〜10時と10時〜14時までしか注文できず、かつ取引期間中の注文発注はうけつけてないかったです。リアルタイムでは、16時25分まで好きに取引できます。

これは外国人保有制限があるベトナム株において非常に大きいメリットです。例えばFPTの様な外国人保有制限ギリギリの会社は事前注文かつ指値だと約定しにくいです。リアルタイムなら枠が空いた瞬間を狙って購入できます。

→ベトナム株のあるある「FPT(ベトナム株):外国人保有制限の壁にぶち当たる

リンク


■SBI証券:NISA活用でより効果的なベトナム株投資





SBI証券はうみがめがベトナム株取引で実際に使用している証券会社です。日本株でも使用している使い勝手の良さがあります。


①手数料

取引手数料:19年9月現在、取引手数料は売買代金の2.16%です(*消費増税前の数字です)。最低手数料は1,200,000ベトナムドン(税込1,296,000ベトナムドン)となります。また売却時に損益に関わらず、売却代金の0.1%をキャピタルゲイン税として徴収されます。また売却代金が最低手数料に満たない場合約定代金の50%(税込54.0%)が手数料となります。

ちまちまと取引したい方には向いていないですね。

為替コスト:外貨決済のみとなり、円→ベトナムドンへと交換が必要です。また為替手数料は為替スプレッドに10,000ベトナムドンあたり2円含まれております。

円貨決済の場合は、為替スプレッドを反映したレートを適用します。19年9月現在のスプレッドは1000ドンで20銭です。アイザワ証券と同じ比率のスプレッドで、4.3%分足元のレートより不利ということになります。買いと売りで2回行うので、為替レートが変動しないと仮定すると、為替で8.6%分損をすることになります。もちろん最終的円安になっていれば相殺できる可能性もあります。


②取引可能銘柄

取扱銘柄はこちら(リンク)で確認できます。大手どころは網羅しています。ただスクリーニングして出てくるニッチな銘柄であると買えないことが多いです。中期的に拡大をお願いしたいです。


③発注方法及びタイミング

事前注文の指値のみとなります(成行注文はできません)。注文の約定の優先順位は成行>指値です。よって外国人保有率が制限に近い人気銘柄を買う場合には他の成行注文に敗北する可能性があります。



リンク


④NISAでベトナム株に投資すれば一層効果的

ベトナム株はNISAで購入することができます。ベトナム株は短期的にはコストの高さがネックですが、ベトナムの経済成長に伴い長期的視点で旨味が大きい投資だと考えます。その際に税金費用がなくなるNISAは大きなメリットです。

ただし、NISAは1つの証券会社でしか作れません、であれば日本株や米株への投資も考えて、大手証券会社での開設が望ましいです。

主要証券会社でベトナム株を扱っているのはSBI証券のみです(19年10月時点)。ベトナム株に投資する際はSBI証券でNISAを活用するのはより効果的になるでしょう。







■岩井コスモ証券


最後は岩井コスモ証券です。

①手数料

手数料体系はほぼSBI証券と同じです。

取引手数料:約定代金に対して一律2.16%(税込) ※2019年9月30日まで。10月1日からは一律2.2%(税込)となります。算出された手数料が5,500円(税込)に満たない場合は、5,500円(税込)を手数料ととなります(10月1日より)。ただし、売却時に、約定代金が5,500円に満たない場合には、約定代金に0.55を乗じた金額(税込)が手数料となります。

為替コスト:各社と同様のスプレッドです。1000ドンあたり、基準レート+0.2円 基準レート-0.2円なので、4.3%分足元のレートより不利ということになります。買いと売りで2回行うので、為替レートが変動しないと仮定すると、為替で8.6%分損をすることになります。もちろん最終的円安になっていれば相殺できる可能性もあります。

②取引可能銘柄

なんと全銘柄!岩井コスモ証券では、ホーチミンおよびハノイ上場の全銘柄を取扱っています。

③発注方法及びタイミング

重要な点として、注文は電話または店頭での受付となります。日本株をネット取引している人も、ベトナム株は電話注文となります。注文の際には、「市場」「売買の別」「銘柄」「株数」「寄付成行(ATO)/指値」を指示する必要があります。

発注はホーチミン市場が指値・寄付成行(ATO)、ハノイ市場は指値のみです。寄付成行(ATO)は、11時00分~11時15分の時間帯でのみ有効な注文です。サラリーマンには難しいですね。



■まとめ3社3様の良さがある




以上、主要3証券の比較をしました。最後に簡単にまとめてみます。

アイザワ証券は手数料が安く、何よりリアルタイム取引ができる点はポイントが大きいです。時間に余裕があり、ドップリとベトナム株をやりたい人には素晴らしい環境です

SBI証券はネット証券のトップ企業として安心感・親近感があり、日本株の取引で口座を持っている人には使い勝手が良いですね。またNISAを使いたい人には良いと思います。最初のハードルが高くないので、主力は日本株や米国株でもスパイスとしてベトナム株への投資を考えている人にを適していると思います。

岩井コスモ証券はホーチミンとハノイ全銘柄を取り扱っているのが特徴的です。他の会社で扱っていないニッチな銘柄を買いたい人には最適ですね。

なので、ベトナム株をドップリやるならアイザワ証券、日米株のスパイスとして使うならSBI証券、ニッチな株を攻めるなら岩井コスモ証券がよさそうです。


SBI証券×NISAが効果的です






*重要な事項

当サイトはあくまで個人の見解で情報提供を意図しており、サイトの閲覧者に銘柄への投資を推奨しているものではありません。また、掲載情報が誤っているかまたは古い可能性もあります。当サイトの情報を利用することで発生したいかなる事故・損害に対しても当サイトは一切その責任を負いません。投資は元本が減少するリスクがあります。上記の株への投資を含む、投資の決定はくれぐれも自己責任でお願いします。

0 件のコメント:

コメントを投稿