2020/12/30

2020年のタイ株・ベトナム株の投資結果

19年に投資を開始したベトナム株・タイ株。

2年目は最終的にはとても良い終わりとなった。

20年年初には300万円弱だった資産は

20年年末には700万円を超えた!

初期入金額を下回ることはもうないと思うので、新興国株は完全に成功。

新興国株投資を嘲笑する声に負けずに続けてよかった・・・





タイ株:デルタ電子がフィーバー



特にフィーバーしたのがタイのデルタ電子。

日経新聞でも取り上げられていたが、一時テンバガー(1日だけ笑)

乱高下してましたが、買値からおおよそ6−7倍で売ることに成功!

恩株は残しているよ。

これによりタイバーツの資産が100万円→400万円強と急成長。

デルタ電子の利確で資金ができたので、これを別のタイ株につぎこむつもり。

金額がそれなりに大きいのでそこそこちゃんと調べるつもり。

もちろん投資をした際にはブログでご報告するので要チェック!


ベトナム株:地に足ついた1年



ベトナム株は19年の投資以来、1年強ずっとずっと含み損・・・

ただ20年半ばから後半に含み益に転じ、

CMCを良いタイミングで買い増せた。

個人的にはCMCをがっつり買えたのが20年のベストトレードな気がする。

いつもアップロードしている口座の最終的な含み益は+40万円程度

もちろん配当分のプラスも別であります。

配当→再投資の流れも確立できて

ベトナム株投資が地に足ついたと感じる1年。

あとはデルタ電子みたいな大化け株がでるのを待ちます・・・





ちなみに別口座のCMCを合わせると140万円のプラス。

CMCはいつもアップロードしている口座ではまだ含み損・・・

別口座も合わせるとCMC1社に550万円投資している。

GAFAとかテスラとかで米国株勢が潤っている中で、

もし逆転できるとしたら

CMCに投じた550万円が輝くしかない

21年には片鱗が見れると期待。頑張れCMC。

ちなみに高配当なベトナム株は一般的な配当利回りが5〜10%くらい。

別口座のCMCも合わせると年間の配当は50万円とかになってくるので、

これを10年くらい続ければベトナム株のポートフォリオも数千万円になっていると信じている。


新興国株やって良かった



こうして2年くらいタイ株・ベトナム株をやって思うが

新興国株をやって良かったと思う。

EVとか成長テーマに強い日本株が少ない時に

海外株でそれを探せるのは大きい。

マクロが成長するという安心感も心地いい。

投資の視点も広がる。

そういう観点では中国株と米国株が自分には足りない。

新興国株ではなく先進国株だが。

これらのポートフォリオの割合が非常に少ないのが現状の課題。

米国株は一部ハイテクのみ、中国株はゼロ・・・

ということで21年は米国株や中国株への投資ウエイトを少しづつ増やす元年とする。

人生まだ何十年とあるので、少しづつ勉強していくのに

遅すぎることはないでしょう。


21年は米国株と中国株の有望株に資金投入するのでよろしくお願いします(最初は小額)!


2020/12/20

ベトナム株のエレコムとビグラセラハロンをSBI証券で新規購入 

ベトナム株の配当が一定額たまったので、ベトナム株をSBI証券にて新規買い付けしました。

今回購入したのはエルコムビグラセラハロンの2社です。

それぞれ10万円〜15万円程度買い付けです。

下記が会社概要です。

ビグラセラ ハロン(VHL) 

・ビグラセラ•ハロンタイル(Viglacera Ha Long Joint Stock Company)はフローリング 及び屋根ふき用のブリック•タイルの製造•販売に従事するベトナム会社である。


・同社は装飾タイル、コットタイル及びブリック等を生産し、同時に運営材料の採掘、他の生産者への技術移転、並びに製造棟の建設もする。


・また、同社は貨物の運送及び石油の卸売にも携わる。


・本社をクアンニン省のハロン市に置き、同社は3つの工場及び2つの企業を有している。




エレコム(ELC)

・エレクトロニクス・コミュニケーションズ・テクノロジー・インベストメント・デベロプメント(Electronics Communications Technology Investment Development Corporation)は電気通信及び情報技術に従事するベトナムの会社である。


・同社は電気通信と情報技術(IT)設備と機器を製造・販売し、付加価値のある電気通信ソリューション、スマートトラフィック管理、ITインフラ、システム統合、セキュリティとインテリジェンス及びハイテク農業などの複数の業界向けのソリューションを開発・実装する。


・また、カスタマイズされたソフトウェアソリューション、自動化コンサルタント、及びリース用オフィススペースを提供する。





ビグラセラハロンは優秀なバリュー株っぽい


ビグラセラハロンは既に購入していて、今回は追加購入です。

ビグラセラの紹介記事

購入した理由はめちゃくちゃ割安だからです。

配当利回りは10%に近いです。

2020年の現金配当は2700ドンでした。

12月20日時点で株価が28500ドンなので、9%強です。

コロナ下でも赤字になっていないですし、今後ベトナム経済の成長を考えると

同社がてがけるブリック•タイルが伸びるのは信頼できます。

エレコム(ELC)

ベトナム株はそもそもテック・IT系で買える株が多くないです。

テックセクターで時価総額1位のFPTはSBI証券なのでなかなか買えず、

同2位のCMC通信は十分買っており、

そこで時価総額4位のエレコムを買いました。

業績としてはまあまあというところです。

味見程度に13万円くらい投資しています。

今後、投資成績を紹介していきたいと思います。

海外株に投資する際に英語スキルがあれば役立ちます。


2020/12/19

ファーライ火力発電(PPC)が大幅減配。一株350ドンの配当発表。

ファーライ火力発電(PPC)が現金配当を発表しましたが、前年に対して大幅な減配となりました。

今回発表されたのは一株350ドンの現金配当、権利落ち日は12月18日、支払開始日は1月21日です。前年の同時期は1500ドンでしたので、大幅な減配です。

以下が過去の配当推移です。2020年(権利落ち日ベース)年間でも19年に対し大幅減少となりました。

・2013年:1000ドン
・2014年:2300ドン
・2015年:1200ドン
・2016年:3300ドン
・2017年:2400ドン
・2018年:2800ドン
・2019年:2700ドン
・2020年:1350ドン

現株価は24000ドンなので、1350ドンだと配当利回りは5.6%です。

ファーライ火力発電としては高くないですが、ベトナム株としては平均的です。

来年は業績改善で増配も期待したいですね。

株価はコロナ前と比べてまた低い水準にありますが、過去5年では順調に上がっています。




鬼滅の刃で英語を学ぶ。楽しみながら英語を学びたい人におすすめ。

2020/12/14

【お年玉】ビナミルクが1株1000ドンの現金配当を発表

ビナミルク(VNM)が一株1000ドンの現金配当を発表しました。

権利落ち日は1月5日。支払い開始は2月26日と先ですが、嬉しいです。

年明け早々の配当確定はお年玉みたいで幸先いいです。

2021年:1000ドン(1回、1月時点)
2020年:3500ドン(2回)
2019年:4500ドン(3回)
2018年:4500ドン(3回)
2017年:5500ドン(3回)
2016年:6000ドン(2回)
2015年:6000ドン(2回)

これで2021年の配当は1000ドンです。20年は3500ドンだったので、21年はそれ以上の配当が期待できると思います。なぜなら、コロナのワクチンもできたことで、21年の業績は20年より復調する可能性が高いからです。

このところベトナム株は好調ですが、21年はさらなる躍進を期待したいです。

21年はビナミルクの年になることを願っています。

ビナミルクに関するYOUTUBE動画も是非ご覧ください。




年末は投資に関する本を読んで来年に備えましょう!



それでは株を楽しんでいきまっしょい!

2020/12/06

ベトナム株に200万投資した結果、配当利回り8%で資産増加フェーズ!?

19年1月にベトナム株に投資をスタートしました。投資してからずっと含み損でしたが、いつしか含み益に転換し、配当金も積み上がっていく体制となりました。

長かったです・・・

私は日本が豊かさを維持するために海外投資が重要だと思っており、当ブログでは日本人が海外資産を形成することを少しでも応援できたらと思い、ベトナム株の長期資産形成の推移をお伝えしていくつもりです。

そこで今回はこれまでの2年弱のベトナム株の配当を振り返ってみます。

早速ですが19年1月から、20年12月までの累計配当金は33万円となりました。入金は200万円程度だったので、年間8%くらいで回っております!

ありがたい。

ベトナム株の今の時価は270万円です。今後10年間、配当だけで200万円以上は入ると思いますので、それを再投資し続け、10年で最低1000万円くらいまでいきたいですね。

もちろん数十倍になるような大化け株を当てれれば、それ以上いけると思うので、大化け株を探し続けたいと思います。

タイ株も合わせた現状の含み益はタイ株がフィーバーして、+169万円となっています。




デルタ電子はたまたまフィーバーしていますが、こんな感じでベトナム株もフィーバーする銘柄を保有できるように、配当は再投資し続けたいです。

今ベトナムドンの現金が10万円くらい溜まっているので、そろそろ新たな投資先を探したいと思います。投資したらブログでもお知らせしたいと思います!

YOUTUBEでもベトナム株についての動画を上げているので是非ご覧ください。



2020/12/02

ベトナム株配当情報:サイゴンビールが1株2000ドンを発表

 サイゴンビール(SAB)が一株2000ドンの配当を発表しました。権利落ち日は11月30日、支払い開始は12月18日です。

サイゴンビールは2月に既に3500ドンの配当を発表しているので、20年は5500ドンの配当となります。12月2日の株価が196800ドンなので現株価に対する配当利回りは2.8%です。

過去5年の現金配当推移は以下の通りです(権利落ち日で振り分け)。今期は業績的には芳しくないですが、前年より大きく増配となっています。

16年:計3000ドン(1回)
17年:なし
18年:計7000ドン(3回)
19年:計1500ドン (1回)
20年:計5500ドン(1回)

下記がサイゴンビールの過去五年の株価推移です。株価はコロナ前から大幅に落ちて、まだ戻していません。コロナに加えて飲酒運転の取締強化の影響もありそうです。早く17年のピーク水準を超えて欲しいですね。




2020/11/30

ビナミルク株の投資分析。ベトナム株入門にぴったり




こんにちは、うみがめです。

今回はベトナム最大手乳業企業ビナミルクについて解説しました!

下のYoutubeではこのブログより深く説明しているので、是非ご覧ください!




実は森永牛乳よりも時価総額が大きいビナミルク。なんとその規模は約4倍!


ビナミルク とは?    

ビナミルクは名前の通りベトナム最大手の乳製品を扱っている会社です。
牛乳やヨーグルトを扱っていて株価もすくすくと伸びています。



2012年には3万5000ドンあった株価は、現在では11万ドンと着実に成長してきています。

ベトナム最大の乳製品企業ということで、そこには大きな秘密があります。
それは、業界トップの牛を含めたキャパシティとクオリティーコントロールが大事なポイントとなっています。サプライチェーンの構築がかなり競合他社をリードしていて、新たな会社の強力な参入障壁となっています。

中国の乳製品需要         

また中国ではコロナがきっかけで人々の健康意識が高まったと言われていて、牛乳などの健康食品の需要が上がっているという報道もありました。
残念ながら日本の牛乳は、口蹄疫の問題などがあり、2010年から中国において輸入禁止制限品目に認定されてしまっています。(一応、132℃以上1秒以上の加熱殺菌が施されていれば日本からの輸出可能となりましたが、二国間の輸出証明書の様式が整っていないため、実際は輸出ができない状況になっています。)
そこでこの中国という世界最大規模マーケットの健康ブームに乗じるのがビナミルクなどのベトナムの乳製品メーカーです。

Youtubeでは株価の変動視点だけでなく、ビナミルクの企業分析をした上で、
なぜおすすめかを解説しています。
是非下リンクから、ご覧ください!


最後まで読んでくださりありがとうございました!
ビナミルクは、ベトナム株の入門株としてはとてもオススメな銘柄です。
是非これからも世界で一番勢いのあると言っても過言でないベトナム経済で一緒に盛り上がっていきましょう!

外国株投資はまずどんな企業があるか知ることから。ベトナム含むASEANの有力企業を学ぶのには「ASEAN企業地図」がおすすめです。








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2020/11/08

【20年配当利回り28%】タンカンロジスティックスが一株3000ドンの配当を発表

20年の配当利回りは驚愕の28%

タンカンロジスティックス(TCL)が一株3000ドンの配当を発表しました。権利落ち日は10月27日。支払い開始は11月12日です。

権利落ち日ベースで20年において3度目の配当で、ここまでの総額は計7000ドンです。直近株価が24800ドンなので配当利回りは驚愕の28%です。

私は現株価より低い水準で買っているので、入金ベースではさらに高い利回りです。

以前の記事でTCLの株主総会でベトナム語の記事を翻訳して、20年は大幅増配見通しであることを紹介しましたが、現実となりよかったです。

そんな配当大盤振る舞いはありえない、と言われることもあったので・・・

↓5月に総額7000ドンの配当見通しについて紹介しています。記載の配当利回りは私の入金ベースです。

https://www.stockmemo.com/2020/05/PL_30.html




今年の配当でかなり元が取れたのでいいですが、タンカンロジの来年の配当は減配でしょうね。さすがに28%は持続しないので。ちなみに20年7−9月期の業績は前年比で増収でしたが減益となっています。コスト増加というところですね。

目先の利益はいいので数年後に大きく成長してもらえれば大丈夫です。

私はもちろんTCLは保有継続ですが配当は別の銘柄に再投資したいと思います。


2020/11/04

CMC通信が1000ドンの配当を発表

私の資産倍増の夢を託しているCMC通信(CMG)が一株1000ドンの配当を発表していました。11/23権利落ち、12/08支払い開始とのことです。

ちなみにCMCの7-9月期の業績は前年比で売上増加、粗利は増加、営業利益は減少ということでした。可もなく不可もなくというところで、爆上げ決算は今後に持ち越しです。

ちなみにCMCは外国人保有の残り枠がじわじわ低下しています。1年後にはFPTみたいなプラチナ株になっているかもしれません。それには機関投資家が買えるように業績と時価総額を上げてもらう必要がありますね。



私は全て合わせると3万7千株程度CMCの株を保有しています。今回の配当で3700万ドン獲得することになります。日本円で約16万円というところで、これは他に有望そうなベトナム株に投資する資金にしたいと思います。

ベトナム株はまだまだ割安なので現金が入れば即投資で当面はいきたいと思います!


2020/10/10

最新のベトナム株・タイ株の損益&でんちゅう先生のおつげ。

一週間お疲れ様でした、元証券マンのうみがめです。久しぶりにベトナム株・タイ株の損益のアップデートをします。ダメな時こそアップデートした方が良いと思うタイプなので、含み損の時の方が更新頻度高かったですね・・・

2021年は時間に余裕ができるはずなので、またベトナム株の新規銘柄探索をしたいと思います。ツイッターを中心に情報交換も是非したいのでよろしくお願いします!

最近、配当がそれなりにたまったのでビンホームズ株を買いました。その後ツイッターででんちゅう先生(https://twitter.com/DenchuAsiaから◯◯◯株の話聞いたので、惜しいことをしました(でんちゅう先生のツイッターおすすめです!)。当面配当が貯まるまで買い付けできないのが悔しい・・・(泣)

以前「有望なベトナム株」という記事で紹介したCMC通信とビンホームズの2社が含み損という状態で、本当に心苦しいです。でも両社とも未来は明るいと信じているので、私はもちろん保有継続、むしろ買い増しています。

CMCは別口座で買い増していますし、ビンホームズの今回の買い増しもその姿勢のあらわれです。特別自信があるというよりはリスクとってポテンシャルにかけているというところです。最悪ゼロになっても仕方ない、という心持ちで投資しております。

保有株はデルタ株がトリプルバガー近くになっていますが、さすがにやりすぎですね・・・大きく調整することもあると思いますが、とりあえず見守ります。

投資している株の中で1つでも10倍・20倍株が出てくればいいな、というスタンスでとりあえず保有し続けます。

そういえばベトナムコンテナCMCを買うため一度一部を損切りしましたが、しっかり株価が上がってきましたね。万年含み損の株が含み益とはなんか感慨深いです。そういう銘柄が上がるときはピークアウトの前だったりするので少し怖いですが・・・笑



別口座のCMCの損益はプラスですが、最近CMCが少し軟調です。でも気にせず長期保有でいきましょう。


やっぱベトナム株がいい



最近アメリカの中型株を物色しているのですが、なかなか良いなと思うのはないですね。自分がその企業について理解できてないのに、凄いバリュエーションがついているので、買いにくいです。

自分の理解度の問題と、地味な投資スタンスのせいです。ただ投資の幅は広げたいので、トライしなければと思いつつ・・・実行できてないですね。

ベトナム株の方が、PL・BS・CFのわりに安い企業があるので、もろもろのリスクはありつつも、買いたくなります。

しばらくベトナム株探索はできていないですが、そのうちに本格再開する予定ですので、引き続きお付き合いください!!!


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2020/10/07

新興国株投資で私が大事にしている事

 

こんにちは、うみがめです。

今回は、私が新興国株に投資する際に学んできたことを共有できたらと思います。



私はベトナム・タイ株には約2年弱投資をしています。

ベトナム・タイ株の保有額(時価)約1000万円です。

お恥ずかしいことながら最初は、含み損続きで大苦戦してきました…

しかし、今ではなんとか利益化することに成功しています。(ダブルバガーも含む)


そこで大化けするキラキラな面もありつつ、リスクもある難しい新興国株の中で有望な銘柄を探す上でどういったノウハウがあるかをお伝えしていきたいと思います。


私のこれまでの新興国株投資について                  



こちらが私の過去6ヶ月の新興国株への投資成績を表したものです。

最近はかなり盛り返してきています。


こちらの口座には500万円を投資していて、

タイのデルタ電子は130%増、約2倍に増えています。

ご覧いただいてわかるように、利益が出ているのはSBテクノロジーを除く上位3社のみです。(デルタ電子、タンカンロジスティックス、ビンミンプラスチック)

その3社以外は他は全て含み損です。

しかし、一部株の利益だけで全体の収益はプラスになっています。


新興国株の魅力                           

  • マクロ経済の見通しが良好

ベトナムなどの新興国は、人口も増加傾向にあり、人々の所得、教育水準、消費量も上がっています。

株を買う上では、そのように経済が伸びている国の企業の株を買うのは魅力だと思います。

  • 長期で大きなキャピタルゲインが期待できる

このように成長をしている国で投資が成功すれば、伸び率も大きいのでかなりのリターンが期待されます。

  • 分散投資になる

私も含め多くの方は、日本株・米国株を重点的に投資すると思いますが、このように新興国にも投資をすることで分散投資ができます。


新興国株の難しい点                       

  • 情報が乏しく、企業の深い理解が難しい

自分が投資したい、投資している企業の情報がかなり少ないです。

企業が企業情報をあまり公開しないという傾向もあります。

  • 先進国比でリスク要因が多い
そもそも株主を守る法律が整備されていなかったり、
株主還元のためでなく、社長が自分のためにお金を使ってしまうなどガバナンスがしっかりとしていないなどのリスクがあります。
これは新興国の資本市場が成熟していないというところから来るリスクが多いです。
  • 流動性が乏しい
たくさん買おうとすると自分の投資で株価が動いてしまうということがあります。
そうすると買うのも大変ですし、ポジションを解消するのも難しいです。
  • 手数料が高くなりがち
日本の証券会社から買うとなるとやはり手数料が高くなってしまいます。
現地で証券口座を開くという手もありますが、かなり複雑かつ税金などの手続きもあるので、やはり日本の証券口座から買ってしまいます…

新興国株投資の3箇条                         

①キャッシュフローが良い企業を買う

色々読みきれないリスクがある企業が多い中で、財務的には安定している会社を買えば最低限のリスクは回避できると思います。

②分散投資する

最低でも5銘柄以上には投資した方がいいと思います。
私も何社かはリターンを取れた会社もありますが、ほとんどは含み損です。
一社だけに絞って、それが失敗してしまったら、、怖いので考えないことにします。
いくつかに分散しておけばポートフォリオとしてもリスクを分散できます。

③日本株の先入観は一旦リセット!

私は、新興国株に投資する際に日本株の経験を持ち込んで投資してしまいました。
違う国株式市場は全く別物でした。

先入観リセットとは?
  • 新興国では 大型株>中小型株
日本では中小型株が成長性があり、時価総額も何倍にもなったりするのでとても人気があると思います。
しかし、新興国株は大型株の方がいいと思います。
世界のマーケットではまだまだ小規模のベトナム株市場。そのベトナム市場のさらに小さな中小型株だと流動性がありません。機関投資家は一度ポジションをとってしまうと解消するのが大変なので、中小型株を買うということをしません。
海外の機関投資家が買わないと株価はあまり上がっていかないので、個人投資家の方々も大型株を買う方がいいと思います。

  • オールドエコノミーをみくびらないで!
金融、証券、鉄鋼などの成熟した産業は、日本では成長性が無いように捉えられます。
しかし、今経済が成長している国では、金融や証券が業績がとても良く、株価も上がっています。
日本の株式市場の企業や株に対して持っている常識は一旦リセットして、国としてのステージが日本とは違うことをしっかりと認識して、セクターに対する先入観はリセットすると自ずと調べる業界・企業が定まると思います!

一番大事な新興国株の財務状況はどうやって調べるの?         


ここまでこうした方がいいですよ〜という話をさせていただきましたが、
結局はあなたはそれをどうやって調べてるの?というところですよね。

WSJ MARKETS(ウォールストリート マーケット)が結構いいデータベースを持っています。
WSJ Company List ←こちらからそのページに行けます。



これはページの一部ですが、企業名を検索するとこういう感じで、日本のサイトでは得られないような財務状況を載せてくれています。





下にスクロールしていくとこのようにキャッシュフロー、バランスシート、財務キャッシュフローなど細かく見れます。

営業キャッシュローをどれくらい出しているか?
そこからどれくらいを投資キャッシュフローとして出しているか?
最終的にどれくらいのフリーキャッシュフローがあるか?
を見ていきます。

長期トレンドで営業キャッシュフローがプラスで、
投資キャッシュフローを上回っている会社を買うのが大前提だと思います。


新興国株投資では…                          


分散投資をする、日本の株式投資の常識を一旦取り払う、
WSJのデータベースで財務状況をしっかりと見る。
これをしっかりと行動にしていけば、
大きな成長が見込まれる新興国市場で、
ダブルバガー、もしかしたらテンバガーの株を見つけることができるかもしれません!

なんとも夢がありますね。新興国株!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
これからも株式投資楽しくがんばっていきまっしょい!


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2020/09/24

ベトナム:HTグループベトナム国内で新プロジェクト発足

 乳製品製造大手THグループ(TH Group)は、コントゥム省サータイ郡モーライ村で、ハイテク酪農場・乳製品加工工場を発足しました。

投資額は約110万ドル(約1.1億円)です。

コントゥム省サータイ郡モーライ村で、ハイテク酪農場・乳製品加工工場を発足しました。

HTグループは2018年に2年以内にミルク事業をシンガポール市場でIPOする計画と発表していました。これが上場して成功させるための最終段階と言えるのでしょうか。





ちなみにコントゥム省はこの辺り。
カンボジアとラオスに沿っていますね。

敷地の広さは441ha(東京ドーム約85個分、この情報いるのか?)です。

この工場はイスラエルから輸入した最新技術を駆使し10万頭の牛を飼育するのを最終目標としています。しばらくの間は、2万頭を飼育し1日の生産能力が150tの乳製品加工場にする計画です。

ベトナム大手の競合ビナミルクとのシェア争いが楽しみです。
どちらにせよ、良質牛乳の需要は中国市場を中心に高まっているので、
乳牛業界はこれからも成長が見込めそうです。




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2020/09/23

ベトナム医療について少しだけ調べてみました!





こんんちは、うみがめです。

今回はベトナムの医療事情と投資についてお伝えしていきたいと思います。







ベトナムの医療投資

ベトナム医療は現在、経済的にも人口統計学的にも劇的な進化を遂げるポテンシャルをもっています。
2019年のベトナムの医療機系の支出は17 billion UDS(約1.7兆円)、これはベトナムのGDPの6.6%に値します。(Fitch Sollution調べ)
さらに2022年には、22 billion USD(約2.2兆円)を医療に投資すると予想されています。
ベトナム政府はベトナム中心地と郊外両方で病院混雑緩和のため、新しく公立病院を建てたり、人々が平等に医療を受けれるよう投資を続けています。
その一方で、私立病院はホーチミンやハノイなどの中心地にいき、中間層に向けたサービスを展開しています。


ベトナムの中間層にとっての医療

ベトナムの医療は、急激な経済成長で高品質且つ患者に寄り添った医療サービスが中間層において需要が出てきました。
中間層は、現在4400万人、2030年には9500万人になると予想されています。


新型コロナウイルスの拡大により、人々は安全な医療、食品、水、労働環境を求め、より良い医療を受けようと医療費にお金をかけていくことも明らかになりました。


ベトナムの保険事情

ベトナムは日本同様、社会保険を一般的な医療保険としています。人口の約87%をカバーしており(WHOより)、政府は全国民が保険に入れるよう目指しています。
また、政府はベトナム中心地と郊外両方で病院混雑緩和のため、新しく国立病院を建てたり、人々が平等に医療を受けれるよう投資を続けています。
その一方で、市立病院はホーチミンやハノイ、ダナンなどの中心地にいき、中間層に向けたサービスを展開しています。


ベトナムの医療品事情

2020年2月28日、ベトナム政府はNo.20/NQ-CPという不織布のマスクをアメリカ、イギリス、カナダなどの新型コロナウイルス拡大が深刻な地域に送るという決議案を出しました。
この政策はコロナ後もマスクだけでなく、ベンチレーターや、手袋、ガウン、医療キットなど様々な分野でベトナム製品を世界マーケットに進出させるきっかけになりました。


ベトナム医療機器市場は、2016年頃から成長をみせているものの、まだまだ日本、ドイツ、アメリカ、中国、シンガポールなどからの輸入に頼っており、ベトナム国内で生産しているのは市場全体の10%に止まっています。
理由は、ベトナムのほとんどの工場がまだ世界基準の製品を生産できる能力を持っていないこと、ベトナム工場の進化より、中間層ににおいて高品質医療の需要が先行してしまったことが挙げられます。


医薬品に関しては55%が輸入に頼っていて、ベトナム政府は将来80%は国産品でカバーできるようにしていく計画を打ち出しています。


ベトナムの病院事情

ベトナムの病院では、手術に必要な医療機器や集中治療室が足りない事象が起きています。
多くの病院が買い替えが必要な古い医療機器を保有していて、政府は医療品輸入を強化するため、輸入割当制限を実施するなどしています。
ちなみにベトナムに病院は1531棟あり、そのうちの86%は公立、14%は私立病院となっています。


デジタル医療

ベトナム公立病院は、新型コロナウイルス拡大防止を目的としてオンライン診療を始めました。
2020年4月18月、保健省と情報省は遠隔医療プログラムを発足しました。
国防省傘下ベトナム軍隊工業通信グループのベトテルグループにより開発されたバーチャルプラットフォームを通して医者と患者を繋ぐサービスを展開すると発表しました。
ベトナム人口の約70%は地方都市に住んでいるので、この遠隔医療が成長させていくことが大切になります。
しかし、遠隔医療の投資額はEコマースに比べると足元にも及んでいません。また5G、AI、IoTの発展が鍵になるのでまだまだ成長が必要な分野となっています。
現在のベトナム医療のレベルを考えると、ベトナム政府は消費者と投資家に単純にアピールするだけでなく、彼らにベトナム医療の成長計画を理解してもらって、一緒に努力をしていくというに意識に変えなければ大きな成長は難しいともいます。


改正法により今までより投資しやすくなる可能性 2021年1月1日より施行されるLaw on investment (no. 51/2020/QH14)で、医療分野を含む5分野で、企業の地税の免除または減税、また金銭援助などが政府から援助される。
以前は、 private-public partnership (PPP)が施行されていたが、海外投資家にはあまり魅力的では無かった様子です。
改正法では、以前の法よりも投資家にとってのリスクを下げた内容になっており、海外投資家のスレッシュホールドを51%から50%に下げています。海外投資家がある会社の株を半分以上持っていていると、正式に海外投資家として認可され、投資活動を目的とした者として政府からも扱われるようになります。

日本のベトナム向け医療機器販売会社:NIPON株式会社




こちらはベトナム医療機器の技術商社NIPON株式会社です。
非上場ですが、平成元年に設立しされ、人口増加と経済発展を見越してベトナムの医療に特化したサービスを行っている会社です。


主な販売実績


販売先もこのように多岐にわたっています。
ベトナム医療成長が計画通り進んでいけば、こちらの会社が取引先としている企業も業績が伸びそうですね。

まとめ

  • ベトナム政府の医療関係への投資は増えているが、急激な人口増加とミドル層の高サービス需要が追いついていない。
  • ベトナム国内で生産する医療品・医療機器については、まだまだ技術・施設のアップデートが必要で、アメリカ・ドイツ・日本などの海外からの輸入に頼らなければいけない状態である。
  • 私立病院を中心にオンライン受診のトライアルが進んでいる。公立病院については遅れをとっているが、ベトテルのバックもあり進化が進んでいる。
  • 海外投資家においては、改正法に以前よりも投資家サイドの利益が出やすくなり、投資はしやすくなっていますが、複雑なプロシージャーを踏まなければならないなど、まだまだ改善点はあるようす。
  • ベトナム企業が国内での医療製品製造を政府の目標値まで引き上げるのには時間がかかるので、しばらくはベトナム向けに輸出している企業に投資するのもアリかもしれません。



外国株投資はまずどんな企業があるか知ることから。ベトナム含むASEANの有力企業を学ぶのには「ASEAN企業地図」がおすすめです。








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2020/09/20

ベトナム:ドラゴンキャピタルファンド、カンディエン不動産の500万株を売却





ドラゴンキャピタルが経営するベトナム・エンタープライズ・インベストメント・リミテッド(VEIL)はカンディエン不動産と(KDH)の500万株をput-throw(*1)を介して売却をすることを発表しました。
(*1)ベトナムの証券取引所での株式や債券の売買取引手法の一つ。通常の価格優先・時間優先の取引とは別に、売り手と買い手の証券会社が、事前の交渉(negotiation)を通じて定めた値段と数量を取引所のシステムに入力して売買する手法。実際の当事者を証券会社が仲介する形で売り手と買い手になる。その日の実勢値からかけ離れていない価格帯で売買することが求められる。
特に、UPCoM(Unlisted Public Company Market)と呼ぶ未上場の株式を相対で売買する店頭取引市場や、債券の売買で活用されている。
(野村証券ホームページより)

この取引後、ドラゴンキャピタルの最大ファンドのVEILはKDHの900万株以上、1.62%を保有することになります。

KDHは一株あたり23,850ドン(約107円)で売却し、トータルでは119.25ドン(約5.1億円)になります。
KDHVEILにおいて6番目に大きなポートフォリオを占める投資先でした。

KDHは上半期において前年比19%増の約1.5兆ドンの純収入を出しています。
すごい勢いです。税引き後利益は前年同期比90%になるそうです。

なお、ドラゴンキャピタルは下の4社から成り立っていて、
この4社全てのKDHの保有株は、890株で全体の15.59%に相当します。
ちなみにリスト一番上、今回KDH株を売却したVEILはロンドン取引証券で上場しています。

ちなみに株価はこんな感じです。コロナで一度落ち込みましたが、すぐに回復してまたトップに戻りそうなところですね。ロンドンでも安定感発揮素晴らしい。

KHDは近いうちに3つの子会社を立ち上げる予定で、
その投資プロジェクトの総投資額は、約1億円と発表しています。
新しいユニットは以下の3社と報じられています。
  • Phú Hải Real Estate Development Company
  • Nguyên Phát Real Estate Investment Company Limited
  • Nam Thông Real Estate Development Company Limited


現金を得たKDHがこれからの発展がさらに楽しみです。
新型コロナウイルス拡大と経済の関係を見ながら、これからのKDHの動向に注視していきたいですね。




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2020/09/16

ベトナム、ASEANにおいて中国の最大貿易相手に

 

中国とベトナムが、長く続いている新型コロナウイルスがあるにも関わらず、前年比増加を果たし、昨年に引き続きベトナムはASEANの中で中国の貿易相手のトップを維持しました。

ちなみにASEANはこちらの国。いつも範囲があやふやになってしまう。
(画像:ASEAN人材共同組合より)


中国の通関統計が示した相互貿易では、2020年1〜4月の8ヶ月間で貿易総額がUSD111bllion(約11兆円)で前年比13.4%増、ベトナムから中国への輸出額は20%増の4USD44.1billion(約4.4兆円)、中国からベトナムへの輸入額は8.7%増のUSD67billion(6.7兆円)になりました。

これはベトナムが中国の貿易相手国世界7位についたことを意味します。


また、中国の最大貿易相手はASEAN地域という発表が中国海関総署によりありました。

ASEAN地域が貿易最大相手になった理由としては、

  • 新型コロナウイルスが爆発的な流行をみせていないこと
  • ACFTA(中国ASEAN自由貿易協定)による経済的な協力が進んだこと
  • ベトナム、シンガポール、マレーシアなどとのサプライチェーンの活発化
  • ASEAN諸国との集積回路の貿易が、中国とASEAN貿易の増加

が挙げられます。

また半導体関連の貿易も活発化していて、中国のASEANからの輸入は前年同期比24%増、ASEAN向けの輸出は同29%(人民元ベース)となりました。

アメリカは対中国の半導体取引の規制を強化していますが、それの対応策として中国はASEAN地域をループホールにしていくのかもしれません。

ベトナムでは近年IPOするベトナムの大手企業が増えてきているので、今後も情報キャッチをしっかりして、チャンスを逃さないようにしていきたいと思います。



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2020/09/15

ビナミルク :国内外に牛乳生産工場を広げる見込み




ベトナム大手乳製品企業ビナミルクが牛乳生産工場を増やしていくと材料事業部門の常任理事のTrinh Quoc Dungが発表しました。

ビナミルクは、近いうちに90h(東京ドーム19個分)の農場をベトナム中部のクアンガイ省4000頭の牛を飼育するため、建設すると発表しています。(本当にめっちゃ真ん中)



現在の予定では7000億ドン(約31億円)で年間で2000万リットルの牛乳を供給する予定です。
ビナミルクは第一段階として、ラオスのXiengkhuoangに2万4千頭の牛と共に生産を開始し、第二段階では10万頭まで増やしていく予定と発表しています。

参考までにXiengkhuoangの画像検索結果。
かなり自然が豊…すぎる印象です。10万頭も納得できる。

ちなみに日本最大手の明治牛乳は新しい工場を北海道恵庭市に建設し、2022年から生産スタートができるように計画していて、年間生産能力は7000万リットルの計画です。投資額は120億円です。すごいですね。
そして、北海道内に点在している工場の生産を中止し、北海道恵庭市の新工場に集中させていくという戦略を取っています。

一方のビナミルクは国内外に数カ所新たな農業工場を建設していくというところで、
フレッシュミルクのグローバル展開にかなり力を入れていることがわかります。
またビナミルクは日本やアメリカが研究している胚移植技術を駆使して優良な遺伝子を持った乳牛の生産に力を入れていくことも計画しています。


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2020/09/13

ビンファスト高級SUV発売



ビンファスト高級SUV発売

ビングループの車体部門ビンファスト(Vin Fast)が高級SUVのSA2.0を初のSUVぶもんとして発表しました。


これはメルセデスベンツやレクサスなどの高級車路線を目指しています。


価格は$164,000〜(約1700万円)と、レクサスのLCやメルセデスベンツのSクラスが買えるほどです。


エンジンスペックは420hp、8速エンジンです。


0-100km/h加速タイムは6.8秒と、ピュアスポーツカーに引けを取らない加速性能を発揮。最高速度は300km/hです。


500台の限定生産で、ベトナム国内の高所得者のみに販売されるようです。

ちなみに最初の100台は17%のディスカウントなので、約300万円もお得です。

これでさらにカスタムなどできて、とても楽しそうですね。


しかしこの車体の製造の関係者は、まだまだハイエンドをターゲットとした車たちに搭載されているような大型スクリーンや、高音質スピーカーなどのレベルには達してないと認めていました。


ビンファストは今年の第一四半期は5,124台をベトナム国内で販売しており、これはヒュンダイ、トヨタ、キア、ホンダに続く国内販売台数第5位となっています。


ベトナム国内での高級車需要の拡大はまだまだ時間がかかりそうですが、技術が評価されていけば急速なグローバル展開も夢ではありません。

まずここまでハイコストなので、故障がしないことと、アフターケアでの技術力と店舗でのホスピタリティが重要なポイントになってくるかと思います。



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2020/09/08

ベトナム株式市場:8月回復

 

こんにちは、うみがめです。

ベトナムの株式市場が政府の迅速な経済への刺激と公共投資によって8月に回復傾向になりました。

8/31、ベトナムVN指数は、881.6ポイントで前月の10.43%アップです。

またいくつかのセクターでは急激に経済が戻ってきていて、、、



エネルギー (VNENE) は 前月比24.02%アップ。




生活必需品 (VNCONS) は 19.42%アップ。


マテリアル(VNMAT) は14.29%アップ。


1年間で見るとVNMAT以外はコロナショックの前のピークを超えていませんが、

直近1ヶ月の推移を見ると新型コロナウイルス第一波〜第二波が来るまでの間のように、

すごい勢いで回復していることがわかります。

またワクチン普及も現実味を帯びてこれば、過去5年で一番ピークだった2018年冬を超えるのもすぐでしょう。

中国を始め様々な国が有望市場としてみているベトナム。

ボトムでベトナム株に投資できるのはここがラストチャンスかもしれませんね。

ちょっと焦って購入しちゃいそうです…落ち着け自分。



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2020/09/06

ベトナムコーヒーチェーンハイランズコーヒーの親会社はあのジョリビー?!


こんちは、うみがめです。

先日ベトナムのコーヒー需要が世界で伸びていると同時に国内でもコーヒーショップ産業の成長も目覚ましいとお伝えしました。

そこでベトナムの大手コーヒーチェーン店Highlands Coffeeについて少し調べてみました。






 

Highlands Coffeeとは

ベトナムのコーヒーショップチェーンで、ベトナムに約250店舗あるそうです。
残念ながらまだ日本には、店舗はないそうですが、コーヒー豆は購入できるそうです。



2019年には上場する予定のあったほどベトナムの中で実力のあるコーヒーチェーンですが、
Highlands Coffeeの親会社、Super Food Group(ベトナム)がまだ上場していないため、まだ非上場企業となっています。
現在はSuper  Food Group (SFG) はJollibee Foods Corp (JFC) (フィリピン)が60%の株式を持っているので、実権限はJFCが持っていることになります。
JFCは近日SuerFoodGroupを上場する予定でしたが、予定を遅らせています。
その理由をJFCの会長Tony Tancaktiongは、
SuperFoodGroupのパフォーマンスがあまりに良いので投資を増やした上で、SuperFoodCropの市場価値がより高まってから上場するため」と述べています。

ちなみに、SuperFoodGroupはSFGとViet Thai International Joint Stock Company (VTI)のジョイントベンチャー企業です。
ちょっとわかりにくいので、今まで出てきた会社の関係性を下の図のようにしてみました。





触れていませんでしたが、Pho24は Super Foodの子会社のベトナム料理のチェーン店です。
また、上図に含まれていませんが、アメリカ発ベトナム人気コーヒーショップ「コーヒービーン」も2019年にJFCが株式の80%を買収しています。
ジョリビー(JFC)はベトナムの人気コーヒーショップの買収を繰り返し、ベトナムコーヒー業界をグイグイ言わせる存在になっています。


一番親元のジョリビー(JFC)の株価


こちらがJFCの過去5年の株価の推移はこのようになっています。
2019年をピークに急落をしています。コロナの影響を受けて下落のスピードが早まり、
現在は底打ちをして徐々に回復傾向にあります。



時価総額:1500億ペソ(約3280億円) 2020/09/06現在
直近配当利回り:0.91%
初来初リターン:-37.09%

時価総額は3300億円とフィリピンの企業としてはまあまあ数字で、
配当利回りは1%を切ってしまっていること、またリターンも約マイナス40%くらいで、新型コロナウイルスの影響をかなり受けてて厳しいなあという印象です。

しかし、いずれ人々の生活が元どおりになればまた株価も戻りそうな業界ですので、
今がピーク時の半分くらいまで落ちているので
JFC(ジョリビー)は今が買い時かもしれませんね。


というわけで、Highland Coffeeについてというよりは、
Jollibee Corporationについてご紹介になってしまいました。笑






良質なシングルオリジンのベトナム産コーヒー豆を使用しながら、モダンなベトナムコーヒーを象徴するブランドとして広く親しまれています。




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2020/09/05

ベトナムコーヒー豆需要アジアで更なる拡大期待



こんにちは、うみがめです。


ベトナムのコーヒー需要増大に伴うベトナムコーヒー豆の輸入拡大が財務省の貿易統計で明らかになりました。現在ベトナムはブラジルに次ぐ世界第2位のコーヒー豆輸出国です。

特に中国での需要が拡大している様子です。理由は、新型コロナウイルスの影響で営業を中止していたカフェが徐々に営業再開したことによる消費回復です。

日本の生コーヒー豆は、ブラジル、コロンビア、インドネシア、ベトナムが主な輸入国となっています。ブラジルは長年1位を保っていましたが、2020年1~6月期ではベトナムが輸入量トップに立ちました。

日本大手株式会社の丸紅株式会社は2019年にベトナムでのインスタントコーヒー事業を強化していく方針を発表し、ベトナムコーヒー産業への投資は今なお積極的に行われています。



こちらは丸紅のHPからのものですが、

世界のコーヒ需要と中国におけるコーヒー豆の消費が着実に増えていることが見受けられます。


またベトナム国内でも、ベトナム大手ECサイト「Tiki」とビングループが展開するアプリケーション「ビンID」の2社がフードデリバリーサービスを展開する予定です。これによりさらに新型コロナウイルス拡大を懸念している大衆のコーヒーの消費も食い止めることができるでしょう。

ちなみに、ビンIDはHighlands Coffee、Starbaucks、The Alleyなどのチェーン店が出店しています。

こーひー豆は、2018年ではベトナムにおける農林水産物の輸出額の約16%占めていて、ベトナムの経済を支える主要なプレイヤーになっています。


ベトナム大手コーヒーショップチェーンは以下の通りです。

  • HIGHLANDS COFFEE(ハイランズコーヒー)
  • Chrung Nguyen Coffee(チュングエンコーヒー)
  • Passio(パッシオ)
  • The coffee house(ザ・コーヒーハウス)
  • Phuc Long Coffee & Tea(フックロン)
まだ全然上場していませんが、ipo計画しているものもあるようですね、

コーヒー産業面白そうなので、次回また調べたものをお伝えできればと思います。



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