2019/10/09

テト:季節性要因としてベトナム株投資家も頭に入れておきたい

「テト(Tet)」のための物品の作り込みをする計画





■「テト(Tet)」のための物品の作り込みをする計画



Vietstockによると、ベトナムの産業・通商省は、2020年の旧正月(テト)に向けて、物品(主に農産物)が不足しない様に物品の在庫積み増しを計画しているようです。(MoIT to ensure enough goods for Tet festival next year




■テトとは?



ベトナムの旧正月です。Googleによると2020年は1月24日〜27日が祝日となるそうです。祝日となりお店がお休みとなり、タクシーも少なくなります。また工場の操業もお休みとなるケースが多いです。

私もベトナムに工場がある日本企業から、テトにより1−3月期の生産が通常の四半期より少なくなると、実際に聞いたことがあります。


■季節性要因としてベトナム株投資家も頭に入れておきたい



テトに向けての在庫補充や作りこみは、クリスマス商戦や日本のお正月の様なイメージで、ベトナム企業の業績に季節性を生む可能性が高いです。小売や消費財企業を分析する際には一応頭にいれておいた方がいいと思います。

休日が2日増える程度でも、3ヶ月(四半期)の操業日数(平日)に対し3%のインパクトです。

仮に今回の作り込み方針で、10−12月の一部のベトナム企業の業績が上振れた際は、日本株であれば「一過性」、「持続性がない」という評価がされて、株はむしろ下がったりします。

それは日本市場の投資家が成熟しているから、という面もあると思っています。新興市場で新興投資家はまた違う評価をするかもしれませんので、株価評価は興味あります。


今回は、以上です。

引き続きうみがめみたいに「気長に気楽」にベトナム株・タイ株による不労所得形成・配当生活の実現を目指していきます。


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