2019/10/29

ベトナムにおけるM&Aの見通しは?



ベトナムのM&A市場




■ベトナムにおけるM&Aの見通しは?



ベトナムにおけるM&Aは2020年においても活発になりそうです。Baker McKenzieによるレポートをVietStockが伝えました。

レポートでは世界のM&A市場は19年の2.8兆ドルから20年の2.1兆ドルへ減少を予想しています。IPOも19年の1520億ドルから2020年は1160億ドルへ23%の減少を予想しています。

ベトナムのGDP成長率に関しては今後18ヶ月程度で減速を予想しています。中国からの輸入の減少や世界経済で進む貿易摩擦が背景です。

Baker McKenzieはベトナムにおいてはクロスボーダー(国をまたがったM&A)が今後の主流になるとしています。特に外国企業にとってベトナムの経済成長は魅力的なM&Aを実施する候補地になるとしています。

19年の最大のディールの1つが韓国SKグループによるビングループへの10億ドルの投資ですね。また韓国のHana BankがベトナムのBIDVの株式を8.5億ドルで15%取得してます。
韓国企業によるベトナムへの投資が目立っています。

ベトナム地域へのM&Aの関心は高いですが、Baker McKenzieはベトナムにおけるM&A金額は19年の26億ドルから20年は17億ドルへ減少すると予想しています。ただし2020年以降にまたピックアップするとしています。

アジアパシフィック全体ではより大きな減少を予想しています。その背景として中国による買収活動の減速を挙げています。

ただし世界全体でM&Aへ資金を待機している企業も多いとしており、中期的に市場は拡大基調にありそうです。

(参考記事:Viet Nam attracts investors in the face of economic uncertainty



 
今回は以上です。引き続きうみがめみたいに「気長に気楽」にベトナム株・タイ株による不労所得形成・配当生活の実現を目指していきます。


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