2019/11/05

売上成長率35%!ビングループ(VIC)の19年7-9月期のまとめ

ビングループ





■ビングループの19年7-9月期の決算のまとめ



こんにちは、ベトナム株、タイ株により不労所得形成・配当生活の実現を「気長に気楽に」目指すうみがめベトナム株調査部です。ツイッターにて更新をお知らせしますので、是非フォローお願いします:

ベトナム株の絶対的トップ、ビングループ(VIC)が11/1に3Q決算を発表しました。今回はビングループの決算資料を使って、事業の状況を見ていきたいと思います。

ちなみにビングループは成長投資優先で、原則配当は期待しない方が良いです。

■ビングループの19年7-9月期の決算の概要




業績のサマリーは以下の通りです。

・19年7-9月期の売上は前年比35%上昇。1-9ヶ月累計では10%増加
・その内半分以上がリカーリング売上です。リカーリング売上は前年比で62%増加しています
・19年7-9月期EBITDAは前年比で24%増加。1-9月期では34%増加しています。


売上の伸びに対して若干利益の伸びが小さいですが、まだまだ成長のための先行投資フェーズなので、小さいことは気にしなくていいと思います。

とりあえず順調な事業環境が継続しているみたいです。


ビングループ



■ビングループの各事業の状況




各事業の概要を見ていきたいと思います。

・住宅不動産

1-9月までで、ハノイを中心に販売が急増しています。4Qにはホーチミンで大幅な売上を見込んでいます。

2019年は3万戸の販売を見込んでおり、前年比95%増加です。



ビングループ



・商業店リース



39都市で70箇所でモールを展開しています。稼働率は92%と非常に高い水準です。10-12月期には9モールが新規にオープンするとのことでまだまだ成長が続きそうです。



ビングループ



・小売店



Vinmart、Vinmart+等のミニスーパー・コンビニを展開しています。全店舗数は2649店舗です。しかも7-9月の三ヶ月で395店舗増えています。店舗数に対する増加ペースはすさまじいです。

四半期毎に店舗が増えているので、来年も高い成長率で増収できることがほぼ確定していますね。

ちなみに既存店舗の増収率は14%~19%なので、店舗拡大のみでなく、既存店舗もしっかりと伸びています。


ビングループ



ちなみに店舗のタイプ別の店舗数の推移は以下の通りです。ミニスーパー・コンビニ的なVinmart+の増加数が特に凄いですね。



ビングループ


・ホテル・レジャー



ホテル・レジャーも成長中です。現状は32の開発プロジェクトが進行中で、19年には既に2プロジェクトがロンチされました。4Qにさらに2プロジェクトがロンチされる予定です。



ビングループ



・自動車とスマホの状況



自動車とスマホ事業に関する取り組みのアップデートもされています。
今後はEVの開発を計画しています。ボッシュ、LG・サムスンのグループ会社とパートナーシップを組んでいます。




ビングループ



スマホは19年3Qに4モデル発売しています。また、ロシアで販売も発表しています。


ビングループ


■終わりに


ざっと決算の概要と各事業の状況を見ましたが、ベトナム経済の成長に沿って事業環境は順調である点が確認しました。



 
今回は以上です。引き続きうみがめみたいに「気長に気楽」にベトナム株・タイ株による不労所得形成・配当生活の実現を目指していきます。


ツイッターにて更新をお知らせします。是非フォローお願いします:






ブログランキング:クリックお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ  


ベトナム株をやるなら長期投資!SBI証券ならNISAでベトナム株を購入できます






*重要な事項

当サイトはあくまで個人の見解で情報提供を意図しており、サイトの閲覧者に銘柄への投資を推奨しているものではありません。また、掲載情報が誤っているかまたは古い可能性もあります。当サイトの情報を利用することで発生したいかなる事故・損害に対しても当サイトは一切その責任を負いません。投資は元本が減少するリスクがあります。上記の株への投資を含む、投資の決定はくれぐれも自己責任でお願いします。








0 件のコメント:

コメントを投稿