2019/11/25

韓国ファンドが不動産グループのダットサイン(DXG)を買い増し。一方、インサイダーは売り抜け・・・







■韓国系ファンドが不動産グループのダットサインを買い増し

こんにちは、うみがめベトナム株調査部です。ツイッターにて更新をお知らせしますので、是非フォローお願いします:
 
Korean Investment Management (KIM)がベトナムの不動産グループのダットサイングループ(DXG:Dat Xanh Real Estate Service and Construction Corp)株を100万株購入したと公表しました。Vietnam Newsが伝えています。

購入後にはKIMはDXGの持分は、4.93%→5.12%となります。

一方、DXGはDeputy General DirectorのBui Ngoc Ducが直近に19万8400株の売却を登録しました。取引は11月25日〜12月24日の間で行われます。取引の後、Ducは91万5,432株、0.18%の相当する持分が残ります。

19年1-9月累計のDXGの税後利益は21%前年比で増加しています。



■インサイダーが売っているのは気がかり




韓国によるベトナムべの投資強化の動きが顕著ですね。韓国の経済の見通しが不透明なこともあり、成長国への投資を加速しています。

DXGは不動産ということで手堅さはあるものの、一方でインサイダーが株を売っているのは気がかりですね。

来年も順調に業績が伸びるのであれば普通株は売りませんから・・・

ちなみにDXGは日本のトーヨー建設(非上場)とJVを作っています。






■ダットサイン株価はピークから半値




一応株価推移をみてみます。18年のピークから半値です。

バリュエーションはデータソースによって違いますが、おおよそPER4~5倍、PBR1倍〜1.3倍です。

PERはとても安いので、今の利益が続かない前提で市場はみていることになります。今年度の業績に特別利益を含んでいるのかもしれません。

ダットサインは私がベトナム株を始める際にスクリーニングで出てきた銘柄です(買いませんでしたが)。

韓国のファンドは割安だと思って買っており、インサイダーであるBui Ngoc Ducは売り時だと思って売っています。どちらが正しいのか、来年の株価推移が楽しみです。








 
今回は以上です。引き続きうみがめみたいに「気長に気楽」にベトナム株・タイ株による不労所得形成・配当生活の実現を目指していきます。


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