2020/01/05

ベトナムの小売売上高は高成長。ベトナム小売株といえば?




■2019年のベトナムの小売売上高の増加率は4年ぶりの高水準




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ベトナムの統計局(General Statistics Office、GSO)によると2019年のベトナムの小売(サービス含む)売上は4940兆ドン(2148億米ドル)と2018年に対し11.8%増加しました。BIZHUBが伝えています。

この増加率は過去4年で最も高い水準です。2016年に10%、17年・18年はそれぞれ11.6%増加しています。

インフレ調整後では19年の増加率は9.32%となり、18年の同8.4%を上回っています。

GSOのVu Manh Haによりますと、所得の上昇により購買力が上昇した結果とのことです。また流通チャンネルの多様化、質の高い製品や魅力的なプロモーションが消費者のニーズにマッチした点も作用したとしています。

商品の売上は前年比で12.7%増加しました。

宿泊・ケータリングサービスは同9.8%増加しました。

ツーリズムサービスは2.1%の増加にとどまりました。

購買力が高い(もしくは成長率が高い)都市として以下が挙げられています。

Thanh Hoa,
Hai Phong,
Ha Noi,
HCM City,
Da Nang,
Can Tho,
Nghe An,
Khanh Hoa,
Ba Ria-Vung Tau
Quang Ninh


特にナムディン省(Nam Dinh)が購買力の最も高い伸び率を達成しており、なんと18%も伸びています。


■ベトナムの小売系企業といえばテーゾイジードン投資(MWG)。他には?



ベトナムの小売業界が好調ということです。小売で有名な銘柄としてはテーゾイジードン投資(MWG)がありますね。



MWGは以前記事でも簡単に紹介しましたが、また機会があれば分析したいと思います。

MWG以外はどうでしょうか?Vietstockにて小売セクターを時価総額でソートすると

2位:ビグラセラ Viglacera Corporation - JSC (HOSE: VGC)
3位:タセコエアーズTaseco Air Services JSC (HOSE: AST)

となりました。ビグラセラはタイルとかの建材中心で小売は小さいですね。タセコエアーズは免税店や空港での小売サービス事業を中心に事業運営をしています。面白そうです。今度機会あれば見てみたいと思います。

色々面白い企業ありますね。「ASEAN企業地図」でベトナム含むASEANの有力企業を学べるのでおすすめです。





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