現在、投資しているベトナム株の3社目を紹介します。
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VIETNAM CONTAINER SHIPPING CORPORATION（ベトナムコンテナグループ）です。
**ちなみに過去は↓の様な会社を紹介しました。
ベトナムコンテナグループは港湾周りのロジスティックスを提供している会社です。
第一印象は、TCLに似ていますね。
ただTCLに比べて外国人投資家の保有率が高いので、海外の投資家にも認知されている企業です。
時価総額はまだ100億円程度です。
中長期のポテンシャルをびしびし感じます。
②その後、簡単に直近の業績や財務状況を見たいと思います
③最後に現在の投資額と損益の状況を公開したいと思います（少ないですが・・・）
事業①港湾管理 Seaport Operation
Hai Phong（ハイフォン）地区の港湾を管理しているVIP GREENPORT（上場企業）を傘下に持っています。
事業②荷役請負
港湾荷役に関わる作業の代理全般をやります。輸送物の運搬、受け入れに関わる手続き、船員に対する宿泊施設の斡旋、船舶の修理・・・等多様なサービスを含むようです。
事業③シーエフエス （Container Freight Station）
CFSの説明は以下の通りで、国内外の企業にウエアハウスを提供しています。
CFSとは船会社が貨物をコンテナに詰め、或いはコンテナから取り出す作業を行う場所のこと。
船会社から委託を受け、輸出の場合は、輸出者から貨物を引き受け、それぞれの仕向け地別に貨物をコンテナに積付し、輸出通関後、船会社からの指示に基づいて船積手配を行います。
また輸入の場合は、貨物をコンテナから取り出し、輸入通関また保税運送承認などを受けた後、輸入者に引き渡す作業を行ないます。（株式会社日成HPより）
事業④コンテナの保守修理
コンテナのMNR（Maintenance and repair)、つまり保守修理を請け負うサービスです。
事業⑤陸上輸送
港湾での荷揚げから先の陸路の輸送サービスを提供しています。
業績・財務体質
基本感は既に紹介している企業と同様に、高収益体質でFCFが創出できて、年々キャッシュが積みあがる企業と考えています。
例のごとくInvesting.comのデータを見たいと思います。
ちなみに、Investing.comのスマホアプリもとても便利です、是非試してみてください。
PL（損益計算書）
過去12ヶ月の営業マージンは22%と高い水準です。
直近の四半期は、前四半期比で業績が減速しています。
1-3月期はベトナムの旧正月のテトがあるので季節性もあると思います。
その様な季節性に加え、19年は米中の摩擦やマクロ不景気により減収減益になる可能性があります。
但し、中長期目線で収益を稼ぐ力は強そうです。
BS（バランスシート）
下記は見えにくてて恐縮ですが、BSは健全です。
直近年は有利子負債の返済を優先しているのが見て取れます。
景気が悪化する前にレバレッジを抑えているのは好印象です。
CF（キャッシュフロー計算書）
以下がCFです。
営業CFの計算というか、数値項目の分類が怪しいですね。
（運転資本の変動に多くの数字がぶちこまれている）
ただ、全体の数字を見ると
営業CFが順調に拡大している中で
設備投資はピークアウトしています。
増強がひと段落したのかもしれません。はたまた不景気を察知して投資を抑えているのかもしれません。
ただ今期の水準で設備投資を当面推移するのであれば、
仮に営業CFが18年の半分になっても、FCFがでるので安心感があります。
長期視点でキャッシュが積みあがる会社との評価はできそうです。
バリューエーション
下記によると現在、PER7.8倍、配当利回り6.2%です。
仮に今後利益が半減しても、PER15倍、利回り3.1%です。
ベトナムの今後10-20年の将来性を考えると個人的にはオッケーです。
現状の損益：30万円投資して、3万円の含み損（-10%）
それでは現状の損益を公開したいと思います。
1月に投資して、42350ドンで1500株を保有しています。
ただ、長い目線での成長を期待しており、今後も折をみて買い増ししたい候補です。
ポートフォリオの中ではとりあえず100万円くらいは投資していきたいと思っています。
それでは、うみがめみたいにのんきに気長に株を楽しみましょう！
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