2018/02/11

投資調査:GCA:買い増したいが、まだ様子見



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M&A助言会社。日米欧3極体制。のれん償却控除純利益を配当と自己株買いで100%還元
四季報オンラインより
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GCA地域別プロフェッショナル人員の推移(同社開示資料より)


GCA(2174)とは?




独立系のM&Aアドバイザーです。お膝もとの日本でそれなりに強くて、米国でも日本と同規模の売上を上げていて、直近欧州のファームを買収して、世界3極体制を確立し、上を目指そうしている。






特徴的なのは潤沢な現金と100%還元方針。通期一株配当の下限を35円としていて、暖簾償却費用を除いた純利益の100%を配当もしくは自社株買い(過去は消却してきました)にまわす。

GCAの今後の業績が良いと思うのはざっくりと以下の様な思考から

  1. 企業の手元流動性は最高水準
  2. 上記は特に主力事業が成熟段階に入った企業に顕著
  3. ガバナンスへの意識の向上から余剰資金の活用が求められる
以上点から、日本市場でのバンキング市場の活性化からピュアに恩恵を受けるGCAいいと思っていて、それに加えて還元もいい、ということでけっこう気に入っています。


2/9の終値で配当利回り3.6%となかなかの利回り。企業買収も特に日本で活発になる可能性があり、ポートフォリオに組み込んでいる。またネットキャッシュポジションなので、一時の不況では配当原資はつきない。

今期の業績の進捗は悪く、下方修正は織り込み済みと思っていたが、実際に下方修正が発表されると株価は下落。また直近の相場の下げで、そこからさらに株価は下落。

かなりお買い得になってきた。ただし直近の固定費増加を考えると来年かなり売上が上がらないと増益が難しくなっているように見える。

案件のパイプラインは潤沢のようなので、基本的には心配ないと思っているが、「売上が上がっても固定費が上がっているので意外と利益がでない」という状況が続かないか注意したい。

ということで、既にそれなりにポジションを有していることも考慮し、まずは4Q決算の詳細(特にコストの推移)を見てから、という様子見の姿勢でいたい。

GCA売上及び費用の推移(百万円、non-gaap、同社開示資料より。4Qの数字は業績予想修正された数字から当ブログの推定)






*重要な事項
上記はあくまで個人の見解で情報提供を意図しており、ブログの読者に上記銘柄への投資を推奨しているものではありません。投資は元本が減少するリスクがあります。上記の株への投資を含む、投資の決定はくれぐれも自己責任でお願いします。